(2021/07/11)
経営目的を達成するため課題にどう取り組めばよいのか悩んだ時に、先人たちが見出した経営学などの知見を参照すれば解決の糸口が比較的容易に見いだせるものですが、これら知見は「どういう課題や問題が生じたときにどの知見を使えば良いか」わかりやすいとは言いかねる気がします。
そもそもこのサイトを作る気になったのは、そういうとまどいを少しでも解消できる工夫はないか、いわゆるIT系の解説本に逆引き〇〇というユーザー課題視点のものがあるのを思い出して、そういう切り口で実務に歩み寄った経営学という切り口ができないか試してみたくなったからです。
そういう意味ではこのコーナーの記事が「逆引き戦略経営」の本体といえるかもしれません。
とはいえ企業の経営課題は経営環境に応じて百社百様なので、ここで説明するのはあくまで取り組みのおおまかな方向性であり、適切に課題解決するためには、正しい現状の分析洞察を踏まえた個々個別の対処が不可欠なのは言うまでもありません。
(2021/07/11)
新規顧客開拓と既存顧客維持はある意味永遠に、ウィズ/アフターコロナではことさら経営課題上位に掲げられる悩み事です。
ユーザー起点マーケティングだのSNS集客だのともっともらしい宣伝が巷をにぎわす昨今ですが、コロナで顧客との接し方が変わったとはいえ、ITを導入したくらいでお客様にご贔屓いただけるなどと思ったら大間違いです。
むろんITを使わなければ今後いい仕事はできませんが、お客様が財布の口を開いてくださるには3つの条件がクリアできていなければならず、その状態を実現するための方策について考えてみたいと思います。
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(2021/11/28)
世はもはや、少子高齢化に起因し労働人口減少が加速し始める時代です。
企業として引き続き存在意義を高めていくうえで、従業員の果たす役割はデジタル時代ではあってもますます大きくなるでしょう。
従業員がより良く働くため、組織と個人が影響しあう関係をどう改善すればよいか、何十年も前から研究してきたのが産業・組織心理学です。
その成果はいまだ十分普及しているとはいえず、科学的根拠のないパッチもんソリューションも少なくないのですが、科学的に確かめられた従業員心理と環境要因の関係を正しく把握し、それに正しく働きかけることで、従業員がより良いパフォーマンスを発揮する方法を見出すことができるでしょう。
資源の少ない国日本だからこそ人は貴重な資源であって、正しい人材戦略のありかたは人事業務従事者はもちろん、どうすれば部下をうまく育成できるか、自分のキャリアをより良いものにするにはどう考えればよいか、という問題意識があるすべての人に考えてもらいたい問題提起でもあります。
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(2023/09/05)
人的資本経営はイノベーションを促進するための概念と言ってよいのですが、昨今の社会経済、経営環境はまさにVUCAに変化し、常に変わっていかなければ淘汰されてしまうイノベーション不可欠な時代になっています。
とはいえどうすればイノベーションが起こせるかは、多くの研究が解の一端を示しながらいまだ正しい答えは示されていません。
ここでは、先行研究などを参考に、イノベーションを起こすための人材や組織の在り方を模索します。
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(2021/XX/XX)
≫ comming soon